大阪星光学院に入学したきっかけは?
大阪星光学院(以下、星光)に入学する前は、扶助者聖母会(サレジアン・シスターズ)の城星学園に、幼稚園・小学校と通っておりました。その城星から、同じカトリック系の星光学院へ進学したのは、母が宗教による教育にも相応に期待したことと、当時の大阪の公立では、校区を跨ぐ越境入学が社会問題となりつつあったこと、それと、その校舎のいずれもが自宅から比較的近くにあったことだと思います。
当時の校長は都成神父様でしたが、多くの時間を生徒と共に過ごされていた印象があります。放課後の部活の時間には、グラウンド脇の階段の上に立ち、後ろ手を組みながら、優しい眼差しでクラブ活動をしている生徒たちを見ておられる姿が今でも目に焼きついています。それと学年を担当された先生方との思い出です。特に中学生になったばかりの多感な時期に、どんな先生と出会うかというのは本当に大事だと思います。今も当時の先生方とはよくお会いしますが、一人ひとりの生徒と真剣に接してくれた先生方と共に過ごせたというのは、いつまでも本当に有難いことです。