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2015年12月01日更新

ドン・ボスコ生誕200周年閉幕イベント&ミサ@東京カテドラル

“ドン・ボスコの夢は続く 若者と共に 若者のために”

ドン・ボスコ生誕200周年閉幕イベント&ミサ

ドン・ボスコの生誕200周年閉幕を祝うイベントとミサが11月23日、東京カテドラル関口教会で行われました。日本各地から学校生徒や青年グループをはじめ、信徒や教会学校の子どもたち、サレジオ会、サレジアン・シスターズ、イエスのカリタス修道女会、サレジアニ・コオペラトーリ、扶助者聖マリアの会、
ドン・ボスコ女子在俗会、扶助者聖母会同窓会連合、サレジオ同窓会連合などサレジオ家族とドン・ボスコを知る1500人以上が集まりました。

時折冷たい霧雨に見舞われながらも屋内外に人があふれ、各団体が温かい食べ物を提供し、同窓会コーナーでの懇親や売店などお祭りムードに包まれました。小聖堂にはドン・ボスコが熱心に勧めた告解場も設けられ、多くの人が足を運びました。

サレジオ家族では、創立者の生誕200周年に向けて4年前から、その生涯・教育・霊性を学び、若者と共に、若者のために生きる決意を新たにしてきました。

閉幕のこの日は、若者たちが1日を通して目覚ましい活躍を見せてくれました。子どもたちのために青年や神学生たちがレクリエーションやぬり絵コーナーで楽しませ、星美学園短期大学の学生は紙芝居を披露。目黒星美学園高等学校の生徒による管弦楽演奏や、VIDES(国際ボランティアグループ)青年による演劇、村松泰隆神父によるマジックショーに歓声がわきました。

シンポジウム「SYM青年の主張!」では、今年8月に行われたSYM(サレジオ青年運動)イタリア巡礼に参加した青年たちがその体験を報告し、SYM JAPANのスタートを力強く宣言。続いて、サレジオの青年活動の中から、小教区青年、望洋庵、ドン・ボスコ海外青年ボランティアグループ、VIDESの青年たちによるシンポジウムが開催されました。共にいること(アッシステンツァ)、温かさ、一人ひとりへの近さ、エネルギッシュな若さが、互いに共通するドン・ボスコの精神であることを確認し、今後の夢と使命について語り合いました。

閉幕ミサは、東京教区の岡田武夫大司教が主司式、駐日教皇大使のジョセフ・チェノットゥ大司教、サレジオ会東アジア・オセアニア地域顧問のヴァツラフ・クレメンテ神父ほか司祭約40人が共同司式しました。ミサでは、星美学園中学校・高等学校のダンス部・吹奏楽部・聖歌隊、目黒星美学園中学校・高等学校の合唱部、サレジオ中学校のハンドベル、イエスのカリタス修道女会のスモールクワイアによる美しく若さあふれる音楽とダンスが捧げられ、200周年の祝いのシンボルである「ひまわり」や旗が奉納されました。

サレジオ会日本管区長の山野内倫昭神父は説教で、2011年のドン・ボスコ聖遺物日本巡礼から始まった生誕200周年に向けた歩みを振り返りながら、神と出会い、神の証人となったことこそが、貧しい青少年のために自らをささげたドン・ボスコの魂の根本にあると強調し、若者と共に歩む決意を新たにするよう呼びかけました。

 

DB200閉幕イベント&ミサ(2015.11.23東京カテドラル)写真

DB200閉幕イベント&ミサ(2015.11.23東京カテドラル)写真その2