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2016年06月28日更新

サレジオ同窓生、新たな熱意に燃えて

(Boscolink – 2016年6月19日 イタリア、ローマ)
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6月14日から19日にかけ、新たに選任されたサレジオ同窓会世界連合(World Confederation of the Past Pupils of Don Bosco)評議会がローマのサレジオ会本部で、初めての年に1度の会合を開いた。会長ミヒャル・ホルト氏、3人の副会長 – ラジェシュ・グプタ氏(副会長、2016-2018、アジア担当評議員)、エドゥアルド・ペソア・カバルカンテ氏(副会長、2019-2021、アメリカ大陸担当評議員)、アンヘル・グディーニャ氏(副会長、青年部GEX代表、ヨーロッパGEX担当評議員)、ほか4人の評議員が参加、任期を終える世界連合顧問のサレジオ会員ホセ・パストル・ラミレス神父、サレジオ家族担当(総長代理)最高評議員のサレジオ会員エウセビオ・ムニョス神父が同伴した。

同窓会世界連合の新会長のもとでの初会合は、6か年計画の7つの優先課題のため、具体的な戦略と歩みを打ち出すことを目指した。20ページに及ぶ作業用資料も具体的な目標を掲げた。例えば、「School of Life」の研修に世界の同窓生1000人が参加する、国ごとのレベルで同窓会を若返らせるため同窓会青年部(GEX=Giovani EXallievi)、サレジオ会青少年司牧部門と協力し、2000人の同窓生を活動に巻き込む、など。

6月16日の夜、総長と最高評議員と夕の祈りを共にし、最後に同窓会の「祈りと約束」(同窓会連合会則, 2015年版, 第5条)を全員で唱和した。ローマ本部に居合わせた新管区長たち、最高評議員らは、同窓会世界連合会長ミヒャル・ホルト氏のすばらしいボナノッテ(就寝前の短い講話)に耳を傾けた。全員一緒の夕食の前に、参加者一人ひとりは小さな贈り物、「同窓会連合プロジェクトと同窓生ビジネス・プラットフォーム・チョコレートパック」を受け取った。

参加者は皆、6か年計画の幅広く大胆なビジョンに深い感銘を受けた。その中には、4つの主力プロジェクトが含まれる:

1. あらゆるレベルにおける常設の事務局(同窓会、同窓会連合): 同窓生との連絡事務を行う有給のスタッフをおく。世界連合事務局はこの6か年の間に5百万人の同窓生とつながることを目指す。

2. ビジネス・プラットフォーム: 企業家たちの連合(同窓生とドン・ボスコの友人)。キリスト教的、サレジオ的な理念・理想を、ビジネスの世界に導入するよう努める。サレジオ家族のプロジェクトを積極的に支援する。

3. 同窓生アカデミー: あらゆる養成と教育の取り組みを結ぶ、同窓会連合傘下のプロジェクト。同窓生養成ハンドブック1部と改定された新しい会則の5か国語版がボナノッテの最後に総長に進呈された。

4. 同窓生ボランティアサービス: サレジオ会の青少年司牧あるいは宣教活動の中で、常にサレジオ会と協働しながら。

 

この会合の非公式の実りの一つは、2016年10月に東ティモール(ディリ)で開催されるアジア・オセアニア地域大会の準備に関する力強いフィードバックだった。6月初めにディリ大会の実行スタッフと会った副会長ラジェシュ・グプタ氏(アジア担当評議員)は、意味深いフィードバックを提供した。