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2018年11月19日更新

サレジオ同窓会連合 2018年度役員会 宮崎で開催

サレジオ同窓会日本連合(会長・吉田博史 大阪星光学院同窓会名誉顧問)は、2018年11月17日、日本のサレジオ家族の父、ヴィンチェンツォ・チマッティ神父が初代校長を務めた日向学院(宮崎県宮崎市)で2018年度の役員会を開催しました。今年7月に就任した濱口秀昭管区長は、初めての参加となりました。

浦元孝照 日向学院同窓会長(連合副会長)と濵﨑敦神父(日向学院中高校長)が開催校として、東京の育英学院(サレジオ高専)とサレジオ小中学校、横浜のサレジオ学院、大阪の大阪星光学院各同窓会からの参加者に歓迎の挨拶を行いました。各参加者は、会議前には日向学院の見学ツアーに参加して、在校生や同窓生の活躍に触れることができました。

会議では、今年7月に行われたサレジオ同窓会世界連合のアンヘル・グディーニャ副会長とアルベルト・ピエダデ評議員による日本訪問、また、今月行われたサレジオ会のアンヘル・フェルナンデス・アルティメ総長の日本訪問に関して紹介が行われました。特に浦元氏はわずか1週間前の総長との宮崎での出会いについて、喜びをもって振り返りました。

昨年、日本連合では各校同窓会の若手メンバーからなるワーキングチーム(WT)を発足させ、連合の持続可能性とさらなる発展について検討を進めています。今回の会議では、WTキャプテンの大川千寿氏と立石光洋氏(いずれも日本連合事務局)、また各チームリーダーが、広報、財務・法人化、2020年同窓会連合アジア・オセアニア大会に関する検討の進捗について、報告を行いました。

吉田会長は、この報告に満足の意を示しながら、「2020年のアジア大会は、我々にとって通過点にすぎない。この道のり、つまり、若手の意見を取り入れながら、各同窓会間の協力と交わりをさらに深め、”サレジオ”という共通の旗のもとに、連合の豊かな未来を切り開くということを続けていきたい」と語りました。

会議の最後に、濱口管区長が感謝とともに挨拶し、特に次の2点に言及しました。1つは、「サレジアン」としての一致の重要性。もう1つは、ここ30年来の日本のサレジオ会員数の急激な減少を踏まえ、各サレジオ会学校で召命の文化をはぐくむために協力して欲しいということでした。

会議後は、市内の飲食店に会場を移し、懇親会が催されました。主の祈りで始まり、日向学院同窓会の皆さんのおもてなしに満ちた会となりました。翌18日には、宮崎の豊かな自然環境の中でゴルフを楽しんだ参加者もいました。