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サレジオ同窓会連合アジア代表者会議 バンコクで開催
サレジオ同窓会連合のアジア・オセアニア地域代表者会議が、2018年11月22〜24日にかけてタイ・バンコク市内のホテルで開催されました。
今会合は、2016年10月に東ティモールで開催された第11回アジア・オセアニア地域大会後、初めて行われた会合です。アジア・オセアニア地域の12か国(インド、スリランカ、東ティモール、日本、中国、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジア、パキスタン、フィリピン、タイ)から同窓会長と同窓会担当のサレジオ会員、そして世界連合役員が総勢33人集まり、日本からは立石連合事務局長が代表して出席しました。世界連合からも、会長ミヒャル・ホルト(Michal Hort)氏、副会長(アジア代表)ラジェシュ・グプタ(Rajesh Gupta)氏、評議員・アジア青年部代表アルベルト・ピエダデ(Alberto Piedade)氏、顧問ラファエル・ジャヤパラン(Raphael Jayapalan)神父が出席しました。
タイ連合事務局長のウィチャイ・スリスラ(Wichai Srisura)氏とタイの同窓生やサレジオ会員のおもてなしにより、参加者たちは家庭的な温かさのうちに過ごすことができました。
会合ではまず、前回2016年に東ティモールで開催されたアジア大会からの中長期目標について、各国が中間報告を発表。各国とも、ドン・ボスコの教え子として、特に若者のため、若者と共に生きるために、互いの経験や力を出し合うことをめざしています。
世界連合幹部からは、世界連合の6か年計画(Strategic Plan, 2015-2021)について紹介されました。参加者との意見交換では、文化・民族・宗教など豊かな多様性をもつアジアにおいて、各国の状況に柔軟に対応することの大切さなどが話し合われました。
世界連合幹部がこれまでに7か国(日本、フィリピン、ラオス、カンボジア、マカオ、香港、韓国)で行ったAnimation Visit(養成・活性化のための訪問)の近況報告として、アジア・オセアニア地域の若手同窓生(GEX)の状況や、中長期計画に基づいて検討されている若手同窓生の活性化、リーダーシップ養成プログラム、ボランティアサービス、若手同窓生の交換プログラム等についても改めて紹介されました。
また、各国連合が持続的に活動するために法人化をめざすこと、寄付を呼びかけるだけでなく同窓生の人脈を活かして良質な「ドン・ボスコグッズ」を企画・販売するアイデアや、同窓生の人材バンクデータベースのアイデアなどが話し合われ、次回2020年に日本で開催予定のアジア大会についても検討されました。
アジア・オセアニア地域の23か国にいる無数のドン・ボスコの教え子たちが、サレジオの仲間・家族として知恵と力を合わせ、またそれぞれの働く場において、社会のため、特に若者と共に歩むことができるよう願っています。
参考記事:4929(III)_Don Bosco Alumni leadership meets in Bangkok
http://www.bosco.link/index.php?document_srl=43293
(BoscoLink – 2018年11月25日 タイ・バンコク)