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2020年04月21日更新

同窓会青年部アジア地域評議員が新たに就任

(BoscoLink – 2020年4月10日)
https://www.bosco.link/webzine/57613

By サレジオ同窓会世界連合

サレジオ同窓会世界連合(World Confederation of The Past pupils of Don Bosco)会長のミハル・ホルト氏は、2020年4月7日、同窓会青年部(GEX:Giovani Exallievi)評議員として3年にわたり献身的・情熱的に奉仕したアルベルト・ピエダデ氏の後任として、ナイル・エヴァンジェリスタ氏(フィリピン北管区、27歳)を任命しました。
「世界連合事務局が受け取ったすべての推薦を検討した上で、ナイル・エヴァンジェリスタ氏が、アジア・オセアニア地域のGEX評議員に任命されました。ナイル・エヴァンジェリスタ氏の任命には、次の目的があります:
・同窓会青年部(GEX)会長、GEXチーム全体、世界連合事務局との連絡。
・アジア・オセアニア地域における若手同窓生の活動の促進:リーダー養成、同窓生ボランティア活動、職業斡旋など。
・若手同窓生のための新たな施策を打ち出すことへの積極的な関与。
・すべての連合にGEXのグループと代表が配置されるようにする。
・このプロジェクトについて、世界連合のメンバーであるすべての国と連絡を取る。
・運営評議会と世界連合評議会の決定により承認されたそのほかの職務や務め。
サレジオ同窓会世界連合評議会の全メンバーは、ナイル・エヴァンジェリスタ氏をチームに喜んで迎え、その新たな職務の前途を祝福したいと思います。」

ナイル・エヴァンジェリスタ氏(27歳)は、ドン・ボスコ・アカデミー(マバラカット、パンパンガ)、サント・トマソ大学(マニラ)で学び、大学時代は、豊かな職業体験を積みました。2018年6月以来、フィリピン・サンフアンのザビエル学院高校で教鞭を執り、現在は11年生と12年生(高2、高3)に社会正義を教えています。2013年以来、熱心な同窓生として、SYM(サレジオ青年運動)評議会のメンバーも務め、若手同窓生と共にさまざまな活動に関わっています。

サレジオ同窓会連合顧問(デレガート)のアイク・ヴェロソ神父は、アジア・オセアニア地域の新しい世界評議員を次のように紹介しています。「ナイルはとても心の開かれた人で、熱心で、その上、若手同窓生に喜んで奉仕しています。ここフィリピン北管区で同窓生としてとても積極的に活動しています。若手同窓生のための毎月のプログラム”Uwi Ka Muna”(「ひと時、家に帰ろう」)の運営責任者として奉仕しています。ナイルの中には、ドン・ボスコへの愛が生き生きと見てとれます。」

ナイル・エヴァンジェリスタ氏は任命後の気持ちを次のように語っています。
「以前の私は、若者のためにこれほど深く関わって働くことになるとは、思ってもみませんでした。しかし、サレジオの学校で学んだ体験は、若者に向けて、その扉を開き、やがて私の心の扉も開かれました。今日に至るまで、若者にまつわることへの関心、若者とつながり、関わることは、私の心にいつもあります。
アジア・オセアニア地域のサレジオの若者たちと一緒に働くのを楽しみにしています。アジア・オセアニア地域は、文化、歴史、アイデンティティーにおいて多様で豊かです。この多様な豊かさを持ちながら、私たちは信仰と愛によって一致しています──私たちが絶えず神からいただく愛、夢見た一人の小さな少年が私たちと分かち合ってくれた愛によって。
キリストのように、またかつて若者だったことがあり、若々しい心を保ち続けた聖ヨハネ・ボスコのように、今日の若者も、社会の風景を変革する力を十分に持っています。今日、大きな可能性をもつ若者たちに力をつけるということは、若者たちと共に歩むことによって彼らが力を身につけるようにするということです。私たち一人ひとりの才能や働きが分かち合われ、共に用いられますように、そうすることで、私たちがより多くの若者と出会い、私たちの父、友であるドン・ボスコの夢を生き続けることができますように。」

私たちは、アジア・オセアニア地域におけるナイル・エヴァンジェリスタ氏の新たな任務を祝し、そのダイナミックなアニメーターとしての経験が、若手同窓生(GEX)がまだ確立されていない各地の同窓会連合と分かち合われることを願っています。