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サレジオ家族合同評議会 調布で開催
2025年1月9日、年始恒例のサレジオ家族合同評議会がサレジアン・シスターズ調布修道院(東京都調布市)で開催されました。
日本のサレジオ家族8グループ(サレジオ会、サレジアン・シスターズ、イエスのカリタス修道女会、サレジアニ・コオペラトーリ、扶助者聖マリアの会(ADMA)、ドン・ボスコ女子在俗会、サレジオ同窓会日本連合、扶助者聖母会同窓生世界連合モルネーゼ日本管区(ウニオーネ))から代表者38名が出席して行われました。
開会のあいさつで、サレジオ会の濵﨑敦管区長は、2025年が「希望の巡礼者」をテーマとする聖年、サレジオ会の宣教150周年、そして2026年2月8日のサレジオ会来日100周年に向けた準備の1年にあたり、「サレジオ家族の皆さんと共に、特に霊的刷新に努めましょう」と呼びかけました。また、サレジオ家族担当総評議員のホアン・ルイス神父からの助言として、カトリック信徒が少数派の国では、サレジオ家族の学校で学んだ多くの同窓生なども巻き込みながら、特に若者たちの心が燃えるような活動を展開していくことなども述べられました。
各会からの活動報告に続いて、今年のストレンナ(サレジオ家族年間目標)「希望に錨をおろし、ともに歩もう」について、サレジオ会副総長ステファノ・マルトリオ神父による解説ビデオを視聴し、日本版ストレンナポスターや霊性週間についても紹介がありました。
休憩をはさんで、5つのグループに分かれ、①サレジオ会来日100周年のテーマ「Da mihi animas, caetera tolle: 今、これからも、青少年とともにドン・ボスコの心を生きよう」をどのように実践に生かすか、②ストレンナ2025をもとにサレジオ家族として共に歩むには、をテーマにディスカッションを行いました。若者と共に、サレジオ家族と共に、ドン・ボスコのアシステンツァ(共にいること)で寄り添うこと、地域の人びとも巻き込みながら開かれた活動を行うこと、ネットやSNSでつながり情報交換や祈り合うことなど、様々な実践例やアイデアが分かち合われました。
晩の祈りの後、ボナノッテ(短い講話)としてサレジアン・シスターズのシスター宮脇道子管区長は、列聖間近のシスター・マリア・トロンカッティの生涯と、その取り次ぎによる奇跡の話を紹介し、「日本の人びとのために生涯を捧げられたチマッティ神父様は、きっと私たちを助けてくださいます。チマッティ神父様の取り次ぎを願って祈りましょう」と呼びかけました。
その後、食堂で軽食をいただきながら談笑し、喜びのうちに閉会となりました。