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2021年05月31日更新

駐日東ティモール大使 サレジオ同窓会との友情

東ティモール洪水被災者緊急支援に関連し、育英学院同窓会の河村英和会長(サレジオ同窓会日本連合副会長)より、続報をいただきましたのでお知らせします。

このたびの緊急支援の動きを知った駐日東ティモール大使館のイリディオ・シメネス・ダ・コスタ大使は、自身も東ティモールのドン・ボスコの同窓生として支援に協力するとともに、長年にわたり東ティモールとの交流を続けている育英学院同窓会の代表者との面会を望まれ、5月26日に河村会長らを大使館に招きました。大使はサレジオ同窓会日本連合のつながりにも感銘を受け、人材育成のプロジェクトを共に始めることを願っておられます。

以下、育英学院同窓会ブログ記事(2021年5月26日)を転載します。
http://igdk.sblo.jp

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報告:河村同窓会長が東ティモール駐日大使を表敬訪問(2021/5/26)

このたび、東ティモール水害に対する義援金支援活動についてたくさんの方から支援を頂きました。その報告を兼ねて今後のことも考慮し、去る2021/5/26に河村同窓会長、鈴木(阿久津)副会長、木戸事務局次長の3名が東ティモール大使館を訪問しました。

当日は飯田橋の大使館を訪れ、イリディオ・シメネス・ダ・コスタ駐日東ティモール特命全権大使、ジュリオ一等書記官、中村上級秘書官に迎えられ、このたびの水害の様子、コモロの施設のその後の経過、そして私たちの支援の輪について相互に話しました。

その中で同国が国内のインフラ施設(道路、自動車、電気、水道など)の保守技術が現状ではインドネシアやフィリピンなど外国技術者に依存しており、早急に自国の人材養成が叫ばれています。

バウカウにあるドン・ボスコファトマカポリテクニク、ディリのドン・ボスココモロコテクニカルトレーニングセンターなどの施設がありますがこれらの教育設備環境の充実も必要になっています。

現状ではCOVIDのこともあり、人材交流も容易ではありませんが今後育英学院同窓会をはじめとしてサレジオ同窓会日本連合を含めてどのような支援ができるか考えて行こうと意見が一致しました。

記念撮影は左からジュリオ書記官、鈴木副会長、イリディオ大使、河村会長、木戸事務局次長(写真は駐日東ティモール大使館Facebookより転載)

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★関連記事:東ティモール洪水被災地 緊急支援の呼びかけ(2021年04月15日)
https://exdb.jp/news/20210415/

★関連記事:東ティモール洪水被災地緊急支援 ご報告と現地からの便り(2021年05月11日)
https://exdb.jp/news/20210511/